矯正歯科
矯正相談からはじめる、
歯並びが整った、お口周りづくり
当院では大人とこども、どちらの矯正も「日本矯正歯科学会」の認定医が治療を行います。
矯正治療の気になることや不安なこと、気軽にご相談ください。
子どもの矯正
気になるクセや歯のガタガタ、
ふだんの診察でも
気軽にご相談ください。
子どもの歯並びには、あごや歯の大きさだけでなく、生活習慣や日常のクセが関わっています。
とくに口周りの筋肉の間違った使い方が与える影響は大きく、
成長期に行う矯正ではこの根本的な原因に目を向け、正しい発育を促すことが大切です。
まず矯正!ではなく
根本の原因に目を向ける。
根本的な原因に目を向けず、まず矯正!と始めてしまうと、失敗してしまうケースがあります。顎を拡大する装置だけではうまくいかないことや、場合によっては後戻りすることも。
子どもの頃のうちに、生活習慣や癖を一緒に治すことで、大人になってもきれいな歯並びが保てる可能性が広がります。
お子さんの気になること、
ご相談ください
- 下あごが出ている
- 大人の歯が生えてこない
- 歯が重なって生えている
- 歯並びがガタガタしている
- 指しゃぶりが止められない
- お口ポカンになっている など
まずは気になっていることやお悩みを伺い、お口の中を拝見します。
そのうえで、現状や治療に適した方法・装置についてお話しします。詳しい診断は、次回の検査で確定します。

食べ方が気になる、
食べるのがおそいと言われたら…
噛み合わせの悪さは、食べづらさにも影響することがあります。
食べ方や、食べる速さを指摘されたことがある方にも
お力になれるかもしれません。まずは気軽にご相談ください。
乳歯のうちに矯正を始めるメリット
当院では、必要があれば4〜5歳頃に矯正を始めることをおすすめしています。
早くから始める矯正は、抜歯する可能性が低くなること、ワイヤー矯正より痛みの少ない方法で治療できること、必要であればいつでも取り外しができる装置が多いので、見た目やむし歯予防の観点からもよいなど、メリットが多くあります。

お子さんの発達や
心の準備も大切にします。
矯正は時間がかかるもの。
元気に遊ぶこどもたちの負担になりすぎないように、
開始のタイミングや本人の心の準備も大切にします。
治療の流れ
お口の状態や正しい装着の有無などによっても個人差があります。
治療中は1〜3か月に1度のペースでご来院いただきお口をチェックします。
- (部分矯正の治療期間)
- 6ヶ月〜2年程度
- (全顎矯正の治療期間)
- 2年〜5年程度
- 相談
まずは何が気になっているのか、どんな悩みがあるのかを聞きながらお口の中を拝見し、現状どのような状態なのかや治療をするとなればどんな方法・装置が適しているのかなどをお話します。詳しいことは次の検査を行って初めて確定となります。
- 検査・診断
より詳しい状態を把握するために型取り・レントゲン・写真撮影を行います。後日、その結果を踏まえて患者さんに適した治療方法・装置などのご提案をさせて頂きます。
検査してみると、相談時にお話しした内容と異なる結果になることもあります。この時点で矯正治療を行うかどうかの決定をして頂きます。検査を受けたからといって、かならず治療を始めないとならないということはありません。
- Ⅰ期治療来院は1〜3ヶ月に1回
まだ乳歯が残っている時期に、主に取り外しのできるマウスピースを使用する治療です。子供の成長する力を利用して顎の幅を広げたり顎の位置のずれを修正したりと将来的に歯を並べるための下準備を行います。
この段階から治療を行うことで歯を抜かなければならない可能性を低くしたり、歯を並べる治療の期間が短くなります。中にはこの段階の治療だけで矯正治療を終える場合もあります。
- Ⅱ期治療来院は1〜2ヶ月に1回
全ての歯が永久歯へと生え変わった後、大人の治療と同じ流れで装置を使って実際に歯を並べていきます。
矯正治療の種類
- マウスピース式機能矯正
柔らかい素材を使用したマウスピース治療です。歯列不正に悪影響を与える舌癖などの口腔習癖を改善し、正しい口の筋機能習慣をつけます。またMFT(口腔機能のトレーニング)も同時に行います。
- 床矯正
お口の中に取り外しのできるネジのついた装置などを入れていただく治療法です。数日に1回保護者の方にネジを巻いていただくことで装置が広がり、顎のスペースを広げていきます。
食事と歯磨き以外の時間はずっとつけていただくのが理想ですが、学校に行ってる間やしゃべったり運動するのに邪魔になる時は外しておくことができます。ワイヤーを使わないため痛みが出る可能性が少なく、装置は容易に取り外しができるため、お口の中を清潔に保つことができます。
矯正にかかる費用
- 矯正初診・相談料
- 無料
- 検査・診断
- 44,000円
- 子どもの矯正
(混合歯列期の矯正*) - 330,000円
- 毎回の
処置・調整料 - 5,500円
※混合歯列期は乳歯と永久歯が混在して生えている時期のことです。
おとなの矯正
「きれい」と
「健康」どちらも。
整った歯並びは、美しい口元をつくる大事な要素。でもそれだけではありません。
矯正により噛み合わせが整うと、むし歯や歯周病になりにくくなり、将来にわたり歯が長持ちしやすくなるという大事なメリットがあります。
頑張っても上手く磨けない歯があるなど口の中の清掃状態に不安のある方には、年齢を問わず、積極的におすすめしたいと思います。

治療の流れ
- 相談
まずは何が気になっているのか、どんな悩みがあるのかを聞きながらお口の中を拝見し、現状どのような状態なのかや治療をするとなればどんな方法・装置が適しているのかなどをお話します。詳しいことは次の検査を行って初めて確定となります。
- 検査・診断
より詳しい状態を把握するために型取り・レントゲン・写真撮影を行います。後日、その結果を踏まえて患者さんに適した治療方法・装置などのご提案をさせて頂きます。
検査してみると、相談時にお話しした内容と異なる結果になることもあります。この時点で矯正治療を行うかどうかの決定をして頂きます。検査を受けたからといって、かならず治療を始めないとならないということはありません。
- 動的治療来院は月に1回
診断時にお話しした計画に沿って実際に歯を動かし、綺麗な並び・噛み合わせを作っていきます。歯を抜く治療・抜かない治療など内容によって期間は変わりますが、平均して歯を抜く治療では2年程、歯を抜かない治療では1年程かかります。来院頻度は月に1回となります。
- 保定来院は3〜6ヶ月に1回
綺麗な並び・噛み合わせを獲得した後、何もしなくなってしまうと歯の位置やねじれが元に戻っていく「後戻り」と呼ばれる現象が起こってしまいます。これを防ぐために、マウスピースを使って頂くなどの後戻り防止策を最低でも「2年」行なっていきます。状態にもよりますが、その間の来院頻度は3〜6ヶ月に1回となります。
矯正治療の種類
- マルチブラケット(メタルブラケットやクリアブラケット)
ブラケットを歯に装着し、そこにワイヤーを固定します。強い力で効率的に歯を動かし、歯並びを全体的に整えることができます。永久歯が生え揃ってから装着するもので、幅広い症状に適用可能です。
- 舌側矯正
歯の裏側に金属のボタン・針金を装着します。正面からは装置が見えないので目立つことはありません。ただ他人から見えない反面、自分自身でも確認がむずかしいので歯磨きは大変です。また、口内炎が舌にできやすく痛みが出てしまう場合があります。見た目が最優先の方にお勧めです。
- マウスピース矯正
ご飯の時間以外は透明なマウスピースを着用して頂き、歯並びを治して行く装置です。長時間の着用が必須です。また適応症例が限られているため、全員に可能というわけではありません。
矯正にかかる費用
- 矯正初診・相談料
- 無料
- 検査・診断
- 44,000円
- 便宜抜歯
- 1本 5,500円
- アンカースクリュー
- 1本 11,000円
- 大人の矯正
-
- 表側矯正
- メタルブラケット660,000円
クリアブラケット792,000円
- 裏側矯正
(舌側矯正) - 990,000円
- マウスピース矯正
(インビザライン) - 990,000円
- 毎回の処置・調整料
-
- 調節料
(表・裏側矯正) - 5,500円
× 回数
- 観察料(マウス
ピース・保定期間) - 3,300円
× 回数
- 調節料
※小児矯正から移行する場合は小児矯正の費用(税込330,000円)を差し引いた額のお支払いとなります
矯正をお考えの方へ
時間がかかる治療だからこそ、患者さんが最後まで頑張れるように、
歯を守るメンテナンスでしっかりサポートします。
まずはふだんの治療のときにでも、気になることを気軽にご相談ください。
矯正治療のリスク
- 歯根吸収
過度の力や長期間の矯正力によって歯の根っこが短くなってしまうことがあります。
- 歯肉退縮
歯の移動量が大きかったり、重なっている歯を綺麗に並べたときに歯ぐきが下がってブラックトライアングルができたり歯が長く見えるようになってしまうことがあります。
- むし歯や
歯周病のリスクの増加 矯正中は、むし歯や歯肉炎のメンテナンスが特に重要。歯に器具が付くことでブラッシングが難しくなり、むし歯や歯肉炎のリスクが上がります。また、むし歯にならなくても長期にわたって汚れが残っていると歯の表面が部分的に白く変色してしまう事があります。当院では矯正治療と平行して歯のメンテナンスをしっかりと行っていきます。
- 痛み
歯を動かす力をかけることによって調整後3、4日ほど噛むと痛いといった症状が出ます。また、頬や唇に装置が強く当たる場合は口内炎ができてしまう事があります。
- 後戻り
歯の移動が終わった後、リテーナーを適切に使用できなかった場合は歯の位置が元の並びの方向に戻っていってしまう事があります。
- 発音の変化
装置の影響で、特に舌側の装置やマウスピース装着初期に発音が変化してしまう事があります。
- 装置をつける時間が
少ないと効果が得られない 矯正治療は治療期間が長く、効果を実感するまでに時間がかかります。とくに取り外しができる装置を使う成長期の矯正治療は、本人の治したいという意思がないと装置を着ける時間が少なくなる可能性があり、思ったような効果が得られない場合があります。